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2012年9月 3日 (月曜日)
第50回 世界文化遺産「平泉」の感想 - 2.コラム
「興味」との言葉が、文章中に多く見受けられました。
仕事においても、必要かつとても大切な要素と感じています。行動の原点とも言えますし、自分自身を変えることができる、簡単かつ重要な要素なのだと思います。
興味との言葉を思考した際に、主に対象物に対する興味と考えることが多いのではないでしょうか。
対象物が人であれば、相手の気になる点や聞きたいことを探すことで、もっと知りたくなったり質問したくなったり、時には会話が弾むこともあると思います。
エンジニアとしての仕事や新しい技術に対する取り組む姿勢などにも、同様に言えることであり共通することが多いと考えています。
私はさまざまなこと(対象物)に対して、そんなに興味を持てる人間ではありませんので、時には興味を持つという行為自体がとても苦痛になることがあります。
そんなこともあり、主に仕事に関しては、自分から見た対象物と考えるのではなく、対象物から見た自分に興味を持つように心がけています。
ある問題や事象に対面した時には、その問題に対して興味があるかではなく、自分がその問題を解決することができるか否か、その問題に直面したことで自分が成長したり変わることができるかもしれない、と考えるようにしています。
また仕事以外のことでは、基本的には拒まずにすべてを興味を持って受け入れる、と決めていたりします。
純粋に興味を持てるテーマは問題ではありませんが、興味を探そうとしてしまう場面などでは、自分自身に一定のルールを与えることにしています。
興味の視点や見方を変えてみる、と考えると対象物自身が何も変わらなければ、興味を絞り出すことはとても難しくなります。同様に自分の頭の構造や嗜好性が変わっていなければ、視点や見方は自分ではなかなか変えることができません。
興味とは、自分に対する新しい変化の出発点であり、新たな成長の可能性がある「刺激」なのだと考えています。これからも大切にして欲しいと思います。
中尊寺はまだ訪れたことがないため、このコラムを読んで一度訪れてみたいと思いました。
wrote by Satoshi Ohtani : 2012年9月 3日 08:30
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